支援事例
私たちが支援に入った高知県いの町をご紹介!
遠隔地からのオンラインと対面のハイブリット支援で地域を活性化
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1取り組み前の課題
- 山間部の人口減少や高齢化率の上昇により、ケアマネージャー、介護職、リハ専門職のマンパワー不足で必要な人に必要なサービスがいきわたらない。
- 職員の移動や専門職の不足で自立支援の取り組みが進まない
- 自立支援(アセスメントからプラン作成)の研修を行っていたがなかなか成果がでない。
- 自立支援のプランを立てても実行してくれる事業所がなかった。
2取り組んだこと
- 遠隔地からの専門職の支援を入れて、マンパワーを強化した。
- 自立支援を実施してくれるサービス事業所の立ち上げ。
- 【サービスC実践事業所支援】をオンラインで実施
・講義(12コマ)すべてオンライン
・実習(9コマ)すべてオンライン
・実地フォローアップ(6ヶ月)2回現地支援、4回オンライン
※いの町はサービスCではなく従前相当でサービスを提供。
3成果
- 自立支援を実施する事業所が立ち上がった。
- カメラを通しての支援は最初戸惑いもあったが、利用者の姿勢や声掛けの仕方など、詳細なアドバイスがもらえたのでリスク管理にも繋がり職員の知識が増えた。
- 初回の利用者さんは5名だったが3か月後課題を解決し全員卒業に繋がった。
- フレイル段階で早めに介入したことで給付費の抑制に繋がった。
- 地域の体操をお休みしていた方が再び体操を始めたことで地域の体操教室も復活するという好循環もうまれた。
支援後のいの町の感想
遠隔地での支援だったのでオンラインでなければ研修に参加することも難しかった。移動もなかったので事業所の負担感も少なく実習に参加して、自立支援型の事業所も1カ所立ち上がった。
今後いの町では専門職のマンパワー不足が目に見えていて、必要な人に必要なサービスをいきわたらせる為には軽度者への自立支援を早めに行い重度化させない必要があると考えている。早期介入することで、住み慣れた地域で長く元気に活動してもらいたい。介護認定率などの成果はすぐには出ないが、この事業を利用し卒業する利用者さんが増えれば給付費および介護認定率の低下に繋がると考えている。そしてこの取り組みが地域づくりにつながり、地域の活性化につながることに期待している。
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