事業報告

2025.02.04

事業報告

厚生労働省 令和6年度
老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費補助金)

地域包括支援センターにおける介護予防サービス計画等の作成へのリハビリテーション専門職の効果的な関与やAI・ICT等を活用した効率化に関する調査研究事業

〇事業実施目的:
【背景】
・我が国は少子高齢化、人口減少、社会保障の増大、介護職不足などの課題は深刻化してくる。一方介護認定を受ける高齢者は軽度者が多く、その大半は生活不活発から起因する運動器疾患である。
・適切な介護予防ケアマネジメントの実施において改善の可能性の高い高齢者が多いのが実態である。しかし現在の地域包括支援センターでは業務の煩雑化と人手不足により現場の負担感は増大している。
・そこにリハビリテーション専門職の活用や ICT の導入など本事業における調査研究結 果を活用することで地域包括支援センターの負担感軽減と介護予防ケアマネジメントの質の向上・効率化が図れると予想される。

【目的】
・上記背景を踏まえ、本事業では有識者による委員会を設置したうえで、ICT作業部会として民間企業と連携してICTを導入し介護予防ケアマネジメントの効率化を実施している市町村・地域包括支援センターにヒアリングを行う。リハ職作業部会としてリハビリテーション専門職と連携して介護予防ケアマネジメントの質の向上を図っている市町村・包括支援センターへのヒアリングを行う。
・調査結果は包括支援センターでのリハビリテーション専門職の活用事例、ICTの導入事例などをまとめたハンドブックを作成する。
・なお年度末には成果報告会を企画、運営し、自治体、地域包括支援センター・専門職団体・民間企業を対象に調査結果の周知を図る。

ハンドブック画像
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